次の週末は「ミネラルザワールドin静岡」です!
相変わらずですが、準備が進んでいません…
やっと新作が出来上がってきたくらいなので…
その新作も少ないのですが、細々ご紹介していきたいと思います。
ご覧いただけますとうれしいです。
左から、インド産ムーンストーン、ルビー、ナイジェリア産アクアマリンです。
今回作り方を変えまして、ボリュームたっぷりのリングにしました。
新作どうしようかなと考えている時、ふと、古代の遺跡から発掘されるようなリングが作りたいなあと思いまして、
古代のジュエリーってボリュームあるものが多いじゃないですか?
そうなると作り方を変えてみるか、彫り込む模様はどうしようか、といろいろ考えました。
模様はテーマが古代のジュエリーなので、それこそ紀元前からあるような、
古代から愛され世界各地に広がった普遍的な文様を彫り込んでいます。
構想から試作を含めて時間をかけて取り組んでみました。
ではひとつずつご紹介していきます。
インド産ムーンストーン、ほんのり黄色が入った「グリーンムーンストーン」と呼ばれるものです。
インクルージョンの見られない、大変美しいムーンストーンです。
内側から発光しているかのような、幻想的な光が出ます。
リングの腕一周に彫り込んだ模様は月桂樹の模様です。
今回作ったもので、一番ボリュームがあるのがこのリングですね。
ルビーのリングです。
鮮やかなピンクがかった赤色、含浸処理がされています。
画像に写っていないのですが、ほんのり結晶構造も見えます。
腕の文様はロータス(睡蓮)にしました。
可愛い色味でついつい目がいってしまうリングです。
こちらはナイジェリア産アクアマリン。
ごく淡い水色の爽やかなアクアマリン、まろやかな四角形もお気に入りです。
ちょっとミルキーっぽいですかね?
微細な針状結晶も内包しています。
唐草、唐花の文様にしました。
唐草と唐花は中国から仏教文様として伝わってきたものです。
つけてみた感じ、普段の大振りのものとあまり変わらなく見えますが、
地金の量が2倍ほど使っていますので重量はかなりあります。
腕が幅広ですので、いつもよりちょい大きめのサイズでみていただけるといいかと思います。
ミネラルザワールドin静岡の会場にて、ぜひお手に取ってご覧になってください。