古代シリーズと名付けた、古代から愛されてきた文様を彫り込んだボリュームたっぷりのリングを今回も何点か作りました。
なかなか面白いリングが仕上がってきています。
左がラピスラズリとルチルクォーツのダブレットストーン、
右がブラジル産ルチルクォーツです。
ダブレットストーンは2種類の石を張り合わせたもので、模造石の技法として知られていましたが、
異なる天然石を合わせることでそれぞれの石の良さを際立たせています。
今回使ったルースは下にラピスラズリを敷くことにより、上のルチルがより目立ちますよね。
このルース、夜空に流れる星のイメージから古代エジプトが思い浮かび、
リングの腕の模様はウジャトの眼、ロゼッタ模様(太陽)、パピルスをイメージした植物文様を彫り込みました。
ウジャトの眼は天空神ホルスの左目で、月を象徴し、「完全なるもの」「修復と再生」のシンボルとされています。
右のルチルクォーツは明るい金色のルチルが底部横方向にびっしりと入っており、
キャッツアイのような光が縦に入ります。
リングの腕は月と星、花、動物の文様を彫り込みました。
左がスギライト、右はアクアマリンとルチルクォーツのダブレットストーンです。
スギライト、濃い紫色が綺麗ですよね。
久しぶりに使ったのでなんだかうれしい。
リングの腕は植物の文様で葉と花、唐草を彫りました。
右は下にアクアマリン、上にルチルクォーツのダブレットストーン。
上でご紹介したラピスラズリとルチルクォーツとは雰囲気が全然違いますよね。
こちらはアクアマリンの淡い青が爽やか!繊細なルチルが効いています。
リングの腕はロータス、波の文様を入れています。